原子番号116 リバモリウム

原子番号116,リバモリウムの名前の由来となったアメリカのローレンス・リバモア研究所のマークです.リバモリウムは2000年,ロシアのドゥブナ合同原子核研究所においてロシアとアメリカのグループの共同研究により合成されました.元素の名はこの共同研究を行ったグループの一つが所属するアメリカのローレンス・リバモア国立研究所に由来します.

Element Cube_リバモリウム

ロシアとアメリカの合同研究グループは,248Cmに48Caを加速して衝突させることで293Lvを生成しました.その後さらにデータ収集がなされ,最終的には2004〜2006年の実験の結果でリバモリウムの生成を実証できていると判断され,新元素として認められました.

リバモリウムも,既知の同位体はどれも半減期が1秒以下と短いためその性質を確かめることはできていません.

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