名称: Eiswein Gewürztraminer(ハーフ)
生産地: ドイツ ラインヘッセン
生産者: Ernst Bretz
生産年: 2016
購入日: 2018年2月25日
価格: \3,980
飲んだ日: 2018年3月31日
コメント: ゲヴェルツトラミネールのアイスワイン.飲んでみると,以外にもゲヴェルツトラミネールの特徴であるライチやバラ系の香りはあまり感じられず,ものすごく濃厚なリンゴジュース,というかもはやリンゴジャムのような味わい.甘味は当然のことながら強烈なのだが,それに負けないぐらいの酸味が組み合わさることで甘酸っぱいジャムのような良いバランスにまとまっている.かなり旨い……のだが,それほど沢山飲める味わいではなく,小さなグラスにちょっと入れてチビチビ飲むような感じ.そのあたりは,ちょっとずつ飲んでいても結構後を引いて結局は沢山飲みたくなってしまう貴腐ワインとの違いか.

 
 

名称: Bourgogne
生産地: フランス ブルゴーニュ
生産者: Négociant Dominique Laurent
生産年: 2014
購入日: 2017年12月6日
価格: \2,764
飲んだ日: 2018年3月31日
コメント: 安定した旨さ.酸味,ミネラル,果実味,甘味のバランスが良く,抜栓時から香りの出も良い.ほんのりと柑橘系や白花系,リンゴや杏などの香りがくどくならない程度に華やかに出ていて飲んでいて楽しいワイン.味も極端にくどかったり強かったりということも無く,飲みやすく,合わせやすく,日頃飲むのにぴったり.

 
 

名称: Experience Brut Nature Blanc de Blancs Grand Cru
生産地: フランス シャンパーニュ
生産者: André Jacquart
生産年: 2008
購入日: 2017年12月6日
価格: \8,424
飲んだ日: 2018年3月30日
コメント: かなり酸味が強い.旨味とミネラルもかなり強いが,いかんせん酸味が強すぎて,他の味が圧倒されてしまっている感じが強い.アブラや旨味の強めの料理とだとちょうど良いかも知れないが,これだけで味わうのは結構つらい.もっと酸がこなれてからの方が良かったかも.

 
 

名称: The Noble Mud Pie
生産地: オーストラリア
生産者: d'Arenberg
生産年: 2015
購入日: 2018年2月25日
価格: \1,980
飲んだ日: 2018年3月24日
コメント: あまり見ない(多分),オーストラリアの貴腐ワイン.味わいはこの価格に見合わぬしっかりしたもので,貴腐香もちゃんと出ている.味わい的にはほんのり酸味のきいた旨いシロップといったところで,2015年と結構若いわりには味わいもまとまっている.年経たソーテルヌの貴腐のような深みはないが,お手軽に買える価格でこの品質ならまた買ってみても良いかも.

 
 

名称: Rosso di Toscana Millennium
生産地: イタリア トスカーナ
生産者: Fattoria la Lecciaia
生産年: 2009
購入日: 2018年2月7日
価格: \2,926
飲んだ日: 2018年3月24日
コメント: 色は結構レンガ色がかっているが,味わいはまだまだタンニン強めで渋みが前に出てくる感じ.ただ,結構どっしりとした果実味も効いているので,これはこれでおいしい.値段のわりには結構良いとは思うが,個人的にはどうせだったらもう少し足してズシンとくるような重厚な味わいのものに手を出したいかなあ.

 
 

名称: Bourgogne Rouge Réserve
生産地: フランス ブルゴーニュ
生産者: Négociant Remoissenet père & Fils
生産年: 2015
購入日: 2018年2月7日
価格: \2,678
飲んだ日: 2018年3月24日
コメント: 最初やや香りがヒネているかも(ちょっと置くと問題無い程度ではあるけれども).味はやや酸味が前面に出ているが,何というか,東南アジア系のスープのような「酸っぱ旨い」感じの旨味がある.たた,酸味はもうちょっと抑えめだった方がバランスは良さそう.値段を考えるとかなり良く出来ているワインだが,ルモワスネのこの価格帯ではもっと格段に旨いこともあるので,それと比べると少し落ちるかも.

 
 

名称: Gewurztraminer
生産地: フランス アルザス
生産者: Domaine Marcel Deiss
生産年: 2014
購入日: 2018年2月7日
価格: \4,060
飲んだ日: 2018年3月24日
コメント: 非常にしっかりと作られたゲヴェルツトラミネール.濃厚な味わいに,華やかなライチとバラの香り.飲み口はとろっとしているが,甘味はそれほどなく酸のおかげで後味は爽やか.結構パンチの効いた食事でないと合わせるのは難しいが,単体で飲んで旨い.

 
 

名称: Brut(マグナム)
生産地: スペイン
生産者: 1+1=3
生産年: N.V.
購入日: 2018年2月7日
価格: \3,369
飲んだ日: 2018年3月24日
コメント: マグナムボトルでこのお値段となかなかお買い得感あふれるカヴァ.味わいに強い個性は無いものの,しっかりとした味わいと軽やかな飲み口でスイスイ飲める.多人数などでのパーティーや,それほどワインを飲み慣れていない人もいるような会には結構良いかも.

 
 

名称: Steinberger Riesling Spätlese
生産地: ドイツ ラインガウ
生産者: Kloster Eberbach
生産年: 2015
購入日: 2018年2月25日
価格: \6,580
飲んだ日: 2018年3月4日
コメント: 試飲して買ったんでわかっていたことだが,非常に旨くて良い.結構甘味強めなのだが,何というか,くどくなくて上品な甘さ.後味の酸味と甘さが一体となっていて,スッキリしつつもふくよかで旨味を感じさせる優しい味わい.香りの出方も素晴らしく,清廉さと涼やかさを感じさせる柑橘系の爽やかな香りに,ほんのりと蜜や花の香りが顔を覗かせる.大抵誰が飲んでも旨いと言える取っつきやすいワイン.

 
 

名称: Echezeaux
生産地: フランス ブルゴーニュ ヴォーヌ・ロマネ
生産者: Domaine Mongeard Mugneret
生産年: 2014
購入日: 2017年12月6日
価格: \15,120
飲んだ日: 2018年3月3日
コメント: まだちょっと閉じめ.価格も高いし今飲むのには正直向いていない.ただ,良いワインである事は間違いない.抜栓してから結構長いこと置いておくと,ようやく華やかな香りが出てくる.ただ,味は現時点では渋みと酸味がだいぶ強く,やや難あり.その裏からかなりの旨味が出てくるので,もう何年か置いておいて味がまとまり,香りも開いてくれるとだいぶ良くなりそうだが……

 
 

名称: Puligny Montrachet
生産地: フランス ブルゴーニュ ピュリニー・モンラッシェ
生産者: Domaine Paul Pernot et ses Fils
生産年: 2013
購入日: 2017年9月27日
価格: \7,106
飲んだ日: 2018年2月24日
コメント: これはおいしい.まず香りが素晴らしい.苺や洋なし,グレープフルーツなどの柑橘系を感じさせるフレッシュな香りに加え,土やおしろいなどの香り,そしてほんのりと木の香り.味も良いまとまりで,かなりの凝縮感がありながらも強めの酸としっかりとしたミネラルでだいぶ引き締まったイメージになる.ちょっと最初の香りの出が悪いので,温度を少し上げ目にするか,開けてからちょっと置いておいた方が良いかも.とにかくおいしく飲める.

 
 

名称: Haut Carles
生産地: フランス ボルドー フロンサック
生産者: Château de Carles
生産年: 2009
購入日: 2017年12月6日
価格: \4,406
飲んだ日: 2018年2月21日
コメント: 素直においしいワイン.まだまだ渋みは強いけれども,その内側にしっかりとした果実を感じられ,濃厚さもある.メルローらしい草っぽい香りもくどくならない程度にしっかりと出ている.ただまあ,現状では「驚くほどおいしい」というレベルには達しておらず,値段相応においしい,といったところか.もう5年,10年とか置いておくと結構良くなるかも?

 
 

名称: Meursault
生産地: フランス ブルゴーニュ ムルソー
生産者: Négociant Lou Dumont
生産年: 2003
購入日: 2018年2月7日
価格: \5,702
飲んだ日: 2018年2月21日
コメント: こってり系のムルソー.どっしりとした重みと,強めの果実の味わい.樽香に蜜などもぐいぐい出て来る一方で白花系の香りも華やかに開く.味わいもとにかく強い果実味とオイル感がズシンとあり,食事にでも合わせながらちょっとずつ飲むのが良い感じ.欠点らしい欠点が無く,おいしく飲める良いワイン.

 
 

名称: Gran Reserva
生産地: スペイン ムルシア
生産者: Bodegas San Isidro
生産年: 1986
購入日: 2017年9月27日
価格: \3,801
飲んだ日: 2018年2月17日
コメント: 相変わらずここのワインは安くて旨い.色はかなり茶色がかってきているが,味と香りは意外にも果実感あふれ熟成味はそれほど感じられない.とは言え長期保管によって味は良く馴染み,渋みや苦味はしっかりしつつもキツ過ぎないちょうど良い程度のマイルドさ.香りも豊かで,チョコや果実,樽の香りなどが華やかに広がる.ボルドー系のしっかり作られたワインによく似た雰囲気だが,値段は半分以下で実にお買い得.

 
 

名称: Château Guiraud飲み比べセット
生産地: フランス ボルドー ソーテルヌ
生産者: Château Guiraud
生産年: 1996, 1998, 2002
購入日: 2018年2月7日
価格: \6,458
飲んだ日: 2018年2月12日
コメント: ビンテージの違う100 ml × 3本の飲み比べセット.それぞれ味わいが大きく違っていて面白い.2002はまだまだ若々しく,ストレートな甘味にちょっとオリエンタルなスパイスや青々とした植物や果実の風味.ただまだ複雑さが足りない面も.もう何年か置いておくとかなり良くなりそう.1998になると急に熟成感が高まり,ねっとりとしたシロップのように絡みついてくる旨さがある.甘味も角が取れ,滑らかで自然な雰囲気に.それでいてしっかりとした酸もあるので,以外ともたれたりくどくなったりはしていない.1996もかなり旨いが,結構熟成由来の重くて湿った香りが増えてくる.味わいは複雑で,各種香辛料やらドライフルーツ,ジャムのようなものから樽などの木由来のものまで,渾然一体となって複雑な深みを与えている.個人的には1996がかなり好きだが,熟成香がちょっと苦手な人とかは1998とかでも良いのかも.味はどれも非常に良いうえに,一度に色々比べることができ,とても面白くて素晴らしい.

 
 

名称: Brut
生産地: フランス シャンパーニュ
生産者: Delamotte
生産年: N.V.
購入日: 2017年9月27日
価格: \4,298
飲んだ日: 2018年2月10日
コメント: 果実感が凄い.濃厚とかこってりというわけではなく,むしろさらっとしているのに,飲むとなぜかフレッシュな果実感が押し寄せてくる.バランスも良く,嫌みな点が無い.これといった欠点らしい欠点が無く,一方で旨味や満足感は結構ある.価格も安いし,この値段でこの味なら十分以上.

 
 

名称: Grand Cru Cuvée Gabriel Brut
生産地: フランス シャンパーニュ
生産者: Gosset Brabant
生産年: 2002
購入日: 2017年6月12日
価格: \9,072
飲んだ日: 2018年2月3日
コメント: これは文句なく旨いシャンパン.しっかりとした芯の強さを感じさせつつも,酸やミネラルが強すぎると言うこともなく,良いバランスでキリッとまとまっている.それなりに果実味や甘味があり厚みをしっかりと感じさせるのだけれど,くどかったりといった事はなく,綺麗に調和している.お勧め.

 
 

名称: Saint Aubin 1er Cru les Charmois
生産地: フランス ブルゴーニュ サン・トーバン
生産者: Pascal Clement
生産年: 2013
購入日: 2017年9月27日
価格: \5,875
飲んだ日: 2018年1月27日
コメント: 先週のピュリニーとはうって変わり,こちらはかなり蜜系の香りやナッツなどの強い,オイリーでこってりとしたワイン.しっかりとした酸ももちろん感じるが,それよりは厚みと広がり,柔らかさを感じられる.個人的にはこちらの方が好み.

 
 

名称: Puligny Montrachet
生産地: フランス ブルゴーニュ ピュリニー・モンラッシェ
生産者: Domaine Alain Chavy
生産年: 2013
購入日: 2017年6月12日
価格: \6,998
飲んだ日: 2018年1月20日
コメント: 酸味がかなり強く,ミネラルもがっつり来る超硬質な雰囲気のワイン.香りは控えめだけれども,レモンやグレープフルーツなどの柑橘系の香りがやや強めに出てくる.樽香やオイリーさ,甘さ,マイルドさなどはあまり感じられず,澄んだガラスのようなイメージ.これはこれで旨いし最近の流行ではあるのだけれども,個人的にはもうちょっと華や柔らかさがあった方が好みかなあ.ただ,生の魚介系に合わせるには良いかも.

 
 

名称: Cremant d'Alsace Brut Vallée Noble
生産地: フランス アルザス
生産者: Seppi Landmann
生産年: 1989
購入日: 2017年9月27日
価格: \5,184
飲んだ日: 2018年1月7日
コメント: これはなんとも難しいというか.開けた直後は,酸化臭がかなり強く,期待できない感じを受ける.置いておくと,そこそこ飲めるオールドな感じに.蜜,朽ち木・古木に枯れ葉などの古酒系の香りがだいぶ強く出ており,この手の香りが苦手な人にはかなりつらそう.個人的にはそういった香りはかなり好きなのだが,それでもこのワインはちょっと行きすぎているかも.味もややのっぺりしてきていて,だいぶピークは過ぎてるかなあと言う印象.飲めないことはないし,そこそこおいしさも感じるけれど,ちょっと今飲むのは遅すぎか.

 
 

名称: Extra Brut Millésime
生産地: フランス シャンパーニュ
生産者: Christian Etienne
生産年: 2010
購入日: 2017年9月27日
価格: \4,536
飲んだ日: 2018年1月5日
コメント: 意外と酸味は強めで,結構酸っぱさを感じるぐらい.じっくり飲むとしっかりとした芯のある硬質な味わいで,おいしく飲める.香りはややおとなしめの白花系や柑橘の香りに,ほんのり蜜系で,それほど華やかに開く,という感じではなく,ひっそりとそっと香る感じ.おいしい良いワインだが,酸が苦手な人には向いてないかも.